ジュラク コウタ   Kohta JURAKU
  寿楽 浩太
   所属   東京電機大学  工学部 人間科学系列(工学部)
   東京電機大学大学院  工学研究科 電気電子工学専攻
   職種   教授
研究紹介現在の研究テーマは、高レベル放射性廃棄物処分問題、リアルタイム被害予測システムの防災活用問題など、原子力を初めとする先端科学技術のリスクと専門知、社会的意思決定の関係についての科学技術社会学、科学技術社会論の研究、そしてその成果を活かした工科系学生の社会リテラシー教育です。

潜在的に大きなリスクを内包し、社会のあり方や人びとの生き方にも深く関わるような先端科学技術については、民主的な正統性に裏付けられ、かつ専門知に照らした正当性を備えた意思決定を社会として行わねばなりません。しかし、民主化と専門性の尊重の間には一定の緊張関係があります。

したがって、この緊張関係がはらむ逆機能が顕在化せず、逆に民主化と専門性の尊重双方の利点が活かされるようにしなければなりません。ところが、先行研究やこれまでの研究成果では、残念ながら、原子力分野を見渡すだけでも、この点に関係する問題点が少なからず見いだされています。これを関係するしくみの改善で解決する方策を考えるのが、目下の主要な研究テーマです。

また、現実の問題解決のためには、人文・社会科学と自然科学・工学をまたぐ学際的な協働が不可欠です。そのための重要な基盤として、工科系学生の社会リテラシー教育にも取り組んでいます。

キーワード:原子力の科学技術社会学、民主主義と専門知、工科系学生の社会リテラシー教育