ドイネ レノン
DOINE Renon
土井根 礼音 所属 東京電機大学研究所 総合研究所 総合研究所 職種 助教(任期付) |
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発表年月日 | 2018/11 |
発表テーマ | Integral Videography方式立体内視鏡システムのための撮像・表示光学系の基礎的研究 |
会議名 | 日本コンピュータ外科 学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 佐藤佑樹、桑名健太、土井根礼音、土肥健純 |
概要 | 内視鏡下手術は患者に対して低侵襲である反面、体内の様子を観察するための映像が2次元であるため、医師にとって難しい手術となっている。これに対し我々は、裸眼観察可能な立体表示方法であるIntegral Videography(IV)を利用した立体内視鏡(以下、IV方式立体内視鏡)を提案している。IV方式立体内視鏡の実現にあたり、内視鏡画像からIV要素画像を取得することが求められる。通常IV要素画像は、3次元モデルから視点ごとの画像をその視点に応じたレンズアレイの背面画素に分配することで作成しているが、我々は、処理時間短縮のため、これまでにIV要素画像を直接撮像・表示する光学系を提案し、IV要素画像取得の可能性を示した。しかしこの光学系では像の奥行きのサイズと縦横のサイズの比が実際の大きさとは異なり、奥行きを再現できる特徴が損なわれていた。本研究では、奥行きを含め対象を拡大表示可能な光学系を提案する。 |
巻 | 20 |
号 | 4 |
頁 | 273 |