ヤマモト ヒロキ   YAMAMOTO Hiroki
  山本 宏樹
   所属   東京電機大学  理工学部 共通教育群
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/08
形態種別 新聞(記事)・雑誌掲載
標題 【しんぶん赤旗】私立高校 部活のあり方模索
執筆形態 その他
掲載誌名 しんぶん赤旗
掲載区分国内
出版社・発行元 しんぶん赤旗
担当範囲 2018年8月8日付 9面 「くらし・家庭」欄
概要 「厳しい部活には”魔術的魅力”があります」東京電機大学助教の山本宏樹さんはこの厄介な”魅力”が、部活をめぐる諸問題の解決を難しくしているといいます。”魅力”の一つは、過酷な活動の中を励まし合いながら生き延びることで、強いきずなができる「戦友効果」。強いきずなで結ばれているがゆえに、事件が起きた場合にOB会などが「俺たちの部活をつぶすな」と動く背景になるといいます。もう一つは「認知的整合化」。理不尽な体験によって人生を空費されることは耐え難いため、無意識にその理不尽さに意味を見出そうとすることです。殴られても「あの体験があって今の自分がある」と納得しやすい、と山本さんは強調します。「生徒をゲームの駒として酷使するのではない指導ができるよう、行政は環境を整備すべきです」同時に、私学は既存の競争秩序の中での「強さ」がアピールポイントになるため、「『努力・競争・勝利』から降りるという判断は難しい」とも。「たとえば、部員全員が試合に参加できる小規模リーグ戦を私教連加盟校で行うなどの取り組みは、有効ではないでしょうか。全体として『頑張りすぎをやめる』ことがまず大事だと思います」