教員情報 - 荒川　俊也 | 東京電機大学

（最終更新日 : 2025-05-23 08:22:58）

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アラカワ　トシヤ ARAKAWA Toshiya
荒川　俊也

所属東京電機大学システムデザイン工学部情報システム工学科

職種教授

提供可能な資源
津波避難シミュレータ，避難訓練用KYTアプリ，防災共助力評価用ゲーム

ホームページ
http://arakawalab.org

共同研究希望テーマ
1.	シミュレータを活用した防災教育
2.	スマート畜産（AIを用いた乳牛個体識別アルゴリズム構築など）
3.	デジタル防災コンテンツ（シミュレータ）の開発
4.	企業におけるデータサイエンス教育
5.	生体指標によるドライバ評価手法の構築
全件表示（8件）

現在の専門分野
農業環境工学、農業情報工学, 安全工学, 社会システム工学, 機械力学、メカトロニクス, ロボティクス、知能機械システム, 土木計画学、交通工学, エンタテインメント、ゲーム情報学, ソフトコンピューティング, 認知科学キーワード(スマート畜産、デジタル防災、ゲーミフィケーション、ヒューマンファクタ、生体情報、ドライビングシミュレータ、モデリング、地理情報システム、統計科学、人間工学、機械学習、認知科学、ヒューマンマシンインターフェイス)

著書・論文歴
1.	著書	Handbook of Biochips (共著)
2.	論文	Data Monsters: Development of Game for Learning to Data Science Technology, Knowledge and Learning 29 (4) (共著) 2025/01
3.	論文	深層学習を用いた乳牛の分娩時「いきみ」検知技術の開発電気学会論文誌C 144 (9) (共著) 2024/09
4.	論文	New Tsunami Evacuation Training Methods: A Tsunami Evacuation Training Application Geosciences 14 (4),110 (共著) 2024/04/20
5.	論文	Psychophysical assessment of a driver's mental state in autonomous vehicles Transportation Research Part A: Policy and Practice 124,587-610頁 (共著) 2019/06
全件表示（140件）

受賞学術賞
1.	2025/03/13	公益社団法人　自動車技術会 JSAEフェローエンジニア
2.	2024/09	The Conference of Digital Life vol.2 Good Presentation Award (What motivates evacuees to leave their cars during a tsunami evacuation?)
3.	2024/09	電気学会 2023年電気学会電子・情報・システム部門大会奨励賞 (深層学習を用いた牛の分娩検知技術の開発)
4.	2022/08	公益社団法人自動車技術会 2021年度技術部門貢献賞
5.	2015/01	産業応用工学会 2014年度論文賞 (出会い頭衝突防止立体音響警報の認知判断に基づく効果検証)
全件表示（21件）

取得特許
1.		運転状態推定装置（特開2007-073011）
2.		速度表示装置（特開2005-308477）
3.		通信による障害物判定システム（特開2007-137139）
4.		車両用運転支援装置（特開2007-122271）
5.		車両情報提示装置（特開2007-102492）
全件表示（29件）

所属学会
1.	2003/05 ～	自動車技術会
2.	2017/08 ～	日本知能情報ファジィ学会
3.	2022/05 ～	日本災害情報学会
4.	2016/04 ～	日本オペレーションズ・リサーチ学会
5.	2013/08 ～	産業応用工学会
全件表示（11件）

職歴
1.	2025/04 ～	東京電機大学システムデザイン工学部情報システム工学科教授
2.	2022/04 ～ 2025/03	日本工業大学先進工学部データサイエンス学科教授
3.	2021/04 ～ 2022/03	日本工業大学先進工学部情報メディア工学科教授
4.	2016/04 ～ 2021/03	愛知工科大学工学部機械システム工学科教授
5.	2003/04 ～ 2013/02	富士重工業株式会社（現：株式会社SUBARU）スバル技術研究所
全件表示（23件）

学歴
1.	1997/04～2001/03	早稲田大学理工学部機械工学科
2.	2001/04～2003/03	東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻
3.	2008/10～2012/09	総合研究大学院大学複合科学研究科統計科学専攻
4.	2012/09 (学位取得)	総合研究大学院大学博士（学術）

学会発表
1.	2024/11/24	シミュレータ技術を活用した防災・減災意識向上トレーニングの枠組み (第67回自動制御連合講演会)
2.	2024/11/21	なぜ自動車避難時に車を乗り捨てなかったのか？ーシミュレータ実験からの考察－ (香川大学イノベーションデザイン研究所主催シンポジウム)
3.	2024/11/15	アノード酸化によるポーラス酸化ガリウムの形成と半導体特性 (表面技術協会第150回講演大会)
4.	2024/11/11	Study on the Extraction Method of Activity Levels for Disease Detection in Dairy Cows Using Optical Flow Image Analysis (13th International Conference on Soft Computing and Intelligent Systems and 25th International Symposium on Advanced Intelligent Systems (SCIS&ISIS))
5.	2024/09/03	牛群中での個体識別方法の検討 (第40回ファジィシステムシンポジウム)
全件表示（180件）

社会における活動
1.	2024/12/12	アプリで食育学ぶ～日本工業大学と宮代町教育委員会共同開発し活用～
2.	2024/11/22	産官学連携の新拠点が開所香川大・イノベーションデザイン研究所
3.	2024/04	町と日本工業大学生が共同開発小学校で食育アプリ
4.	2024/03/23	日本工業大学宮代町教育委員会と「食育支援アプリ」共同開発 ICTを活用したい先生へ普及の可能性
5.	2024/02/29	宮代町と食育アプリを共同開発
全件表示（74件）

研究課題・受託研究・科研費
1.	2019/04 ～ 2023/03	津波避難時の危険予知意識向上と避難手法の選択に資するKYTシート・アプリの開発基盤研究(B)
2.	2015/04 ～ 2018/03	自動運転のあるべき姿とは？―ドライバ負荷軽減と依存，システムダウン後の復元から若手研究(B)
3.	2025/04 ～ 2027/03	災害避難時における認知バイアスの影響をメタ認知するゲームの開発とシミュレータ技術を活用した効果検証競争的資金等の外部資金による研究
4.	2025/04 ～ 2026/03	避難訓練状況下の脳活動計測に基づく災害避難時の意思決定戦略の解明競争的資金等の外部資金による研究
5.	2024/04 ～ 2027/03	説明可能なAIを用いた牛群中での乳牛の序列を決定する要素の解明基盤研究(C)
全件表示（57件）

講師・講演
1.	2025/03/28	AIは人間を救うか？
2.	2024/05/15	運転支援・自動運転に関する問題とHMIのあり方
3.	2023/07/08	デジタル技術を活用した防災・減災意識向上に向けた取り組み
4.	2020/02/04	自動運転は有益か？－自動運転レベル３におけるドライバの過信・依存研究より－
5.	2019/08/26	自動運転時代に向けたドライバモニタリング技術のあり方－人と車の相補的制御－
全件表示（38件）

委員会・協会等
1.	2024/04 ～	公益社団法人自動車技術会エレクトロニクス部門委員会委員長
2.	2025/04 ～	公益社団法人自動車技術会会誌編集委員会幹事
3.	2024/04 ～	公益社団法人自動車技術会ヒューマンファクター部門委員会幹事
4.	2022/07 ～	公益社団法人自動車技術会論文校閲委員
5.	2019/02 ～	日本知能情報ファジィ学会東海支部運営委員
全件表示（43件）

担当経験のある科目
1.	データウェアハウス（東京電機大学）
2.	情報通信とネットワーク（東京電機大学）
3.	コンピュータ構成（東京電機大学）
4.	統計的データ解析特論（日本工業大学大学院）
5.	生体情報処理特論（日本工業大学大学院）
全件表示（53件）

プロフィール
富士重工業株式会社（現：株式会社SUBARU）スバル技術研究所で約10年，人間工学およびヒューマンマシンインタフェースに関する研究を進めて参りました．自動車にもビッグデータの時代が来ると思い，データサイエンスを学ぶため，2008年に社会人ドクターとして大学院博士後期課程に入学，2012年に学位を取得しました．学位論文のテーマは機械学習で，それに関連して統計科学に関しても学んだこともあり，現在の研究テーマは自動車人間工学以外にも広く進めています．現在の主なテーマは下記の通りです．・津波避難シミュレータの開発と防災教育への活用，それを用いた共助力の育成や避難者の行動分析・モデリング・乳牛を対象としたスマート畜産・主に自動運転を対象としたドライバのヒューマンファクタ研究を進めています．他には，・ゲーミフィケーションの教育への活用・深層学習の医用画像への適用と組織推定に資する至適ネットワークの構築・機械学習を用いたガリウム結晶化構造の推定なども行っています．これまでには，・自動運転への依存およびシステム破綻時のヒューマンファクタ・人間−機械系協調の研究，ヒューマンインターフェース・ドライビングシミュレータを用いたドライバ状態推定研究，・インターフェース評価手法の研究・地理情報システムのインフラ管理への活用・コンソミックマウスの行動推定と遺伝的形質に関する研究・隠れマルコフモデルなどの機械学習および統計科学を用いたマウス状態推定アルゴリズムの構築と統計科学に基づく遺伝的形質の抽出・不確実状況下でのリスク管理のための数理モデリング手法の開発とシステム最適化なども進めて参りました．大学や企業との共同研究も多く進めており，自動車人間工学については，量産化を見据えて研究を進めております．

研究紹介
次世代の社会課題を解決するため，AIやシミュレーション・シミュレータを駆使した研究に取り組んでいます．主な研究テーマは以下の通りです．スマート畜産：AIを活用した家畜（主に乳牛）の健康管理・生産性向上のためのシステム開発デジタル防災：シミュレータによる災害シナリオの再現と，地域防災力を高める技術の創出ヒューマンセンシング：AIとシミュレータを用いたドライバの運転意志推定の研究その他にも，AIによる医用画像診断の支援技術や，災害時における自助・共助の力を育成する教育用ゲームの開発など，多様なテーマを展開しています．一見すると無関係に思えるこれらの研究群は，いずれも「人・社会・技術」をつなぐハブとして，AIとシミュレーション・シミュレータを基盤に据えた応用知の結晶です．そしてその全てが，次世代の社会基盤を支える「スマート社会」を構築する鍵になると考えています．キーワード：スマート畜産，デジタル防災，ヒューマンファクタ