教員情報 - 星埜　岳 | 東京電機大学

（最終更新日 : 2025-05-19 13:44:24）

ホシノ　ガク HOSHINO Gaku
星埜　岳

所属東京電機大学理工学部理工学科　理学系

東京電機大学大学院理工学研究科理学専攻

職種准教授

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講義資料など

現在の専門分野
数理解析学, 基礎解析学キーワード(関数解析、実解析、フーリエ解析、偏微分方程式、非線型シュレディンガー方程式、初期値問題、平滑化効果、漸近挙動)

著書・論文歴
1.	論文	Asymptotic behavior for the dissipative nonlinear Schrödinger equations under mass supercritical setting Partial Differential Equations and Applications 6 (18) (単著) 2025/04/07
2.	論文	Asymptotic behavior for solutions to the vector nonlinear Schrödinger equations Journal of Mathematical Analysis and Applications 529 (1),1-19頁 (単著) 2024/01/01
3.	論文	Space-time analytic smoothing effect for the nonlinear Schrödinger equations with nonlinearity of exponential type Differential Equations and Applications 15 (1),73-90頁 (単著) 2023/02
4.	論文	Space-time analytic smoothing effect for the cubic nonlinear Schrödinger equations without pseudo-conformal invariance Partial Differential Equations and Applications 3 (14) (単著) 2022/01/26
5.	論文	Gevrey-modulation spaces and smoothing effect for the system of nonlinear Schrödinger equations Journal of Pseudo-Differential Operators and Applications 11 (2),613-629頁 (単著) 2020/06
全件表示（27件）

所属学会
1.	2013 ～	日本数学会（函数方程式論分科会）

職歴
1.	2024/04/01 ～	東京電機大学理工学部理工学科　理学系准教授
2.	2019/04/01 ～ 2024/03/31	東京電機大学理工学部理工学科　理学系助教（任期付）
3.	2017/04 ～ 2019/03	大阪大学大学院理学研究科数学専攻日本学術振興会特別研究員PD
4.	2018/04 ～ 2018/09	京都教育大学教育学部非常勤講師
5.	2016/04 ～ 2017/03	早稲田大学理工学術院 SGU数物系科学拠点次席研究員
全件表示（7件）

学会発表
1.	2024/06	ベクトル非線形シュレディンガー方程式の解の漸近挙動 (応用解析研究会（早稲田大学）)
2.	2021/02	指数型非線形項をもつNLSについて (第4回反応拡散方程式と非線形分散型方程式の解の挙動（Zoom）)
3.	2019/12	消散型非線形シュレディンガー方程式について (NLPDEセミナー（京都大学）)
4.	2019/07	消散型非線形シュレディンガー方程式について (応用解析研究会（早稲田大学）)
5.	2019/01	Scattering for solutions of a dissipative nonlinear Schrödinger equation (Irreversibility and Evolution Equations （東北大学）)
全件表示（40件）

社会における活動
1.	2022/01 ～	Journal of Mathematical Analysis and Applications, Elsevier
2.	2024/11 ～	AIMS Mathematics, AIMS Press (American Institute of Mathematical Sciences)

研究課題・受託研究・科研費
1.	2019/04 ～ 2023/03	非線形シュレディンガー方程式における初期条件と大域可解性の関係若手研究
2.	2017/04 ～ 2019/03	非線型発展方程式の解の解析性特別研究員奨励費
3.	2014/04 ～ 2016/03	非線型偏微分方程式の初期値問題における解の存在と一意性及び解の解析性特別研究員奨励費

担当経験のある科目
1.	解析概論B演習（埼玉大学）
2.	微分積分学基礎I (微分積分学I) （埼玉大学）
3.	数学解析特論A (解析学A) （東京電機大学大学院）
4.	数学解析特論B (解析学B) （東京電機大学大学院）
5.	理学卒業研究I （東京電機大学）
全件表示（22件）

研究紹介
解析学の一領域である偏微分方程式論の分野で研究をしています。特に数理物理において重要な発展方程式のひとつである非線型シュレディンガー方程式の初期値問題について関数解析的な視点で実解析やフーリエ解析の手法を用いて解の存在・一意性、解の正則性、解の漸近挙動について研究しています。研究の過程においては発展方程式に対応する積分作用素に対してバナッハの不動点定理を適用して適当な完備距離空間における解の構成を試みる手法を取ることがあります。この手法に関連するルベーグ空間、ソボレフ空間等の関数空間において連続埋め込み、非線型評価式（不等式）やフーリエ変換またはそれを用いて定義される線型作用素の振る舞い、評価式（不等式）等について調べることがあります。研究室の学生は集合・位相、微分積分、線型代数の基礎を習得したのちにルベーグ積分、関数解析、フーリエ解析、微分方程式論の中から興味のあるテーマを選んで卒研等に取り組みます。