研究期間 | 2016/04/01 ~ 2019/03/31 |
---|---|
研究課題 | ナノ析出と集合組織の制御による新規鉄芯材料の創製 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究種目名 | 挑戦的萌芽研究 |
科研費研究課題番号 | 16K14430 |
キーワード | 電磁ステンレス鋼、析出、集合組織、時効析出、ナノ析出、透磁率、ステンレス鋼、析出強化、加工・熱処理、集合組織制御 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
代表者 | 鈴木 茂 |
概要 | 優れた特性の電磁ステンレス鋼を創製するために、ナノ析出と集合組織を制御した鉄芯材料の研究を行った。析出が起こる多元系(Fe-Cr-Ni-Al系)合金を作製し、熱間加工等を加え成形した後に、各種の時効熱処理等を施した。この合金で析出が起こる条件を明らかにするために、溶体化後に時効を施し硬度試験を行い、強度が最大となることを示した。ナノ析出物のサイズ等を小角散乱法により評価し、ナノサイズの析出物で強度が著しく上昇することを示した。また、高温、低ひずみ速度での圧縮変形により、特定集合組織を発達させるプロセスについても研究を行いある条件で変形すると、<100> 集合組織成分が発達することなどを示した。 |