研究期間 |
2009/04/01
~
2010/03/31
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研究課題 |
デザイン表現のためのコンピュータ支援設計システム |
実施形態 |
科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 |
日本学術振興会 |
研究種目名 |
科学研究費助成事業 特別研究員奨励費,特別研究員奨励費 |
科研費研究課題番号 |
09J00252 |
代表分担区分 |
研究代表者 |
代表者 |
山本 景子 |
概要 |
意図した作業が正確にかつ効率的に行えるよう,把持の仕方を様々に変化させることは,経験的にかっ無意識に行っている行為である.そのため,デバイス自身がどのように把持されているかという「把持状態」をセンシングしそこから情報を取得することが可能である.そこで本研究では,「把持」動作を入力モーダルとして利用するデザイン支援システムを2種構築した.一つ目は,握り動作をトリガとする作業映像検索支援システムである.把持圧の時間変化から把持状態の情報,瞬時的な作業の発生情報を取得し,作業記録映像の効率的な検索を実現するシステムを実装した.本システムを用いることで,作業と作業の合間の冗長なシーンを多く含む作業映像一般において,作業部分の効率的な検索が可能であることが確認された.また二つ目は,ペンの把持情報を利用するドローイング支援システムである.本システムでは,GUI要素を操作するのではなく,ユーザがドローイング時に自然に変化させるペン |