ヤマモト ケイコ YAMAMOTO Keiko
山本 景子
所属 東京電機大学 システムデザイン工学部 デザイン工学科
職種 准教授
発表年月日 2009
発表テーマ 筆記動作のアンビエントセンシングによるユーザ状態推定
会議名 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
主催者 一般社団法人 システム制御情報学会
発表者・共同発表者 濱口 菜々,山本 景子,岩井 大輔,佐藤 宏介
概要 近年,コンピュータの小型化やセンサ技術の発達に伴い,日常生活の中にそれらが介在し人々の活動をサポートする場面が増えている.本研究ではユーザが意図的にコンピュータを利用するのではなく,アンビエントにユーザを計測することで,ユーザの本来の活動を妨害せずに状況に応じたサポートを提供することを目指す. 本稿では特に筆記動作に着目して,筆記音からユーザの心理を推定する.まず予備実験として被験者に筆記タスクを行わせ,振動センサにより机上の筆記音を,加速度センサによりユーザの着座している椅子の動きを計測し,ユーザの心理状態により筆記動作が変化することを確認した.次に計測データを特徴量とし,ユーザの筆記動作のパタンを分類することで,ユーザの心理推定を試みた. その結果,心理状態毎に筆記音が振幅と周波数で特徴付けられ,筆記動作の変化として検出できることが分かった.更に,一画毎の筆記音の音量が最大の時の周波数の