発表年月日 |
2011/02 |
発表テーマ |
安心感を伝達するための通話是非通知システム (ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) Vol.2011-HCI-141) |
会議名 |
情報処理学会研究報告 |
主催者 |
情報処理学会 |
発表者・共同発表者 |
中村 洋,山本 景子,倉本 到,辻野 嘉宏,水口 充 |
概要 |
ユーザが携帯電話を所持していても,実際に相手と通話できるか否かは相手の物理的・社会的状況に依存する.そのため,相手の無事を知るために通話をしたいと感じても,相手が通話に応じてくれるかどうかわからないため,漠然とした不安が生じてしまう.そこで本研究では,相手の携帯電話に付与したセンサにより相手の状況を自動的に判別し,相手が通話できかつ電話に出てもよいと考えているかどうかという通話是非情報を通知する手法を提案する.それにより,「相手の無事による安心感」,「相手に自分を助けてもらえることによる安心感」,「相手の意思・意図」の 3 つの感覚が伝達でき,その結果として安心感の拡大や行動を決定する上での判断の助けとなる.アンケート評価の結果,安心感を拡大することができ,行動を決定する上での判断の助けとなることがわかった.さらに試作システムによる携帯電話所有者の通話是非状態の判別精度を評価し,高い精度で判別 |
researchmap用URL |
http://id.ndl.go.jp/bib/025090840
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