発表年月日 | 2012/05/15 |
---|---|
発表テーマ | 日記記入時の打鍵間隔時間に基づく感情推定の試み |
会議名 | 電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎 |
主催者 | 一般社団法人電子情報通信学会 |
発表者・共同発表者 | 山本 景子,橋本 光平,倉本 到,辻野 嘉宏 |
概要 | 創造的な活動において,制作者は対象に集中して作業を行っているため,その後の活動において有用な情報を付与する機会を失っている.そのため,自身の制作物に対してPVR(Post-Valued Recall)の問題が発生する.この問題を解決するために再発見(re-finding)に効果的なインタフェースを構築する必要があるが,創作の作業自体を妨害しないよう,活動プロセスにおける情報を充実させる必要がある.個人的活動の記録である日記においても,作成時に自身の感情をデータとして付与できれば,後の振り返り時に有用であるが,意図的にそれを行うことは感情の性質から困難である.そこで本稿では,日記作成時のキーボードの打鍵間隔時間から感情を推定する手法を提案する.感情ごとの打鍵情報の特徴を評価した結果,悲しみ・怒り・喜び・諦めの4感情のうち悲しみの感情を約7割の精度で推定することが可能であることがわかった. |
researchmap用URL | http://id.ndl.go.jp/bib/023744575 |