言語種別 |
日本語 |
発行・発表の年月 |
2022/05/01 |
形態種別 |
学術研究報告書 |
査読 |
査読あり |
標題 |
イギリス児童文学に描かれたディープエコロジー表象─Burgess, The Cry of the Wolf と Pearce, The Little Gentleman の場合 ─ |
執筆形態 |
単著 |
掲載誌名 |
英語圏児童文学会会報 |
掲載区分 |
国内 |
出版社・発行元 |
英語圏児童文学会 |
巻・号・頁 |
(春季),19-20 |
総ページ数 |
74 |
概要 |
Melvin BurgessのThe Cry of the Wolf, 1990(『オオカミは歌う』神鳥統夫訳,偕成社,1994 年)と Philippa Pearce の The Little Gentleman, 2004(『川べの小さなモグラ紳士』猪熊葉子訳,岩波書店,2005 年)は共通して,従来 “害獣”として生存権を不当に侵害されてきた野生動物であり,なかでも伝説として語られる特別な一匹の個体を主人公に据え,人間の自然との関わり方を問い直す。本報告では,世界観も作風も異なる二作品に通底するいくつかのモチーフを取りだし,〈環境児童文学〉の論点から考察した。 |