言語種別 |
日本語 |
発行・発表の年月 |
2008/02 |
形態種別 |
学術研究論文 |
査読 |
査読あり |
標題 |
超音波RF信号からの局所心筋の運動追跡による心筋を対象とした運動機能評価指標 |
執筆形態 |
共著 |
掲載誌名 |
知能と情報 : 日本知能情報ファジィ学会誌 |
掲載区分 |
国内 |
出版社・発行元 |
日本知能情報ファジィ学会 |
巻・号・頁 |
20(1),19-28 |
著者・共著者 |
水谷 洋輔,鶴岡 信治,川中 普晴,篠木 剛,大山 航,関岡 清次 |
概要 |
心臓病の診断には,心臓の運動機能を定量的に評価することが重要であるとされている.医師は超音波画像に基づき,心筋の厚み変化率,心室容積変化率などの指標を用いることで時間的に変化する心臓の運動機能を定量的に評価している.筆者らの研究室では,心筋層内の運動機能を正確に計測するために,超音波RF信号から局所の心筋層内の追跡方法である信頼度付き階層的相関法を開発し,ノイズが少ない超音波RF信号に対して心筋層内の運動を定量的に計測することが可能になった.本論文では,信頼度付き階層的相関法による運動追跡を用いて,健常22例と疾患21例に対して心筋の運動を統計的に調査し,統計量を用いて心臓の運動機能評価のための指標を提案する.提案指標は,健常者の心筋層内における移動速度の平均と分散を考慮した指標,心筋の厚み変化率の平均と分散を考慮した指標,両方の指標を有病誤診率と無病誤診率の和が最小となる重み係数を使用して線形結合した指標の3種類である. |
DOI |
10.3156/jsoft.20.19 |
ISSNコード |
13477986 |
NAID(CiNii) |
110006614043 |