発表年月日 |
2024/03/15 |
発表テーマ |
ユーザの苦手キーに適応するタイピングソフトの提案 |
会議名 |
情報処理学会 第86回全国大会 |
主催者 |
情報処理学会 |
開催地名 |
神奈川大学(新型コロナウイルス対策のためハイブリッドにて開催,zoomにて発表) |
学会区分 |
全国学会 |
発表形式 |
口頭(一般) |
単独共同区分 |
共同 |
開催期間 |
2024/03/15
~
2024/03/17
|
発表者・共同発表者 |
黒澤隼人,土肥紳一 |
概要 |
ICT の利活用が飛躍的に進展し,総務省の「通信利用動向調査」によれば,事業所のPC 保有率は2002 年時点で9 割にまで拡大し,一定の到達点を迎えている.また,2019 年におけるコンピュータの世帯保有率は69.1%と報告されている.コンピュータは仕事や学習,コミュニケーションなど現代の日常的な活動において不可欠な存在となっており,その中でタイピングは非常に重要なスキルである.キーボード入力において,正確性や打鍵時間はキーごとに異なり,日常で頻繁に打鍵している文字に関しては打鍵速度が速く正確性も高い傾向にあるという[3].この事実より,特定のキーに焦点を当てることで全体のタイピングスキルを向上させる可能性がある.本研究では,ユーザがキーを打鍵する時間の平均値を基に苦手キーを選定し,その苦手キーに焦点を当てたタイピングソフトを提案する.個別にカスタマイズされた練習をユーザが繰り返すことによって弱点を克服し,タイピング速度及び正確性の向上を目指す. |