発表年月日 |
2006/10/28 |
発表テーマ |
SIEMアセスメント尺度によるプログラミング教育へのフィードバック効果の分析 |
会議名 |
先端工学研究所研究成果報告会(東京電機大学研究所合同研究発表会) |
開催地名 |
東京電機大学鳩山キャンパス |
学会区分 |
研究会・シンポジウム等 |
発表形式 |
ポスター |
発表者・共同発表者 |
土肥紳一,宮川治,今野紀子 |
概要 |
本研究課題は,受講者の行動を測定し,そのモチベーションの変化との関連を分析することによって,モチベーションの高い状態を維持する授業を実施し,授業効率の向上を目指す研究である.プログラミング入門教育におけるモチベーションは,SIEMアセスメント尺度の完成によって客観的な測定が可能となった.この尺度は,授業内容や教員に依存しない特徴がある.中間試験や期末試験の成績は,学生の理解度を測定する一つの方法であるが,大学側の成績を評価するために評点をつけているに過ぎない.このような評価は,プログラミング入門教育のように実習やプログラムのセンスを問われるような分野において,適切に評価できているのか疑問があった.情報を対象とした教育は,文系・理系を問わず多くの大学で取り入れられており,リテラシーを中心とした内容の授業が多く実施されている.我々は,このような問題点に着目し,効果的な情報教育のあり方についての研究を行ってきた.受講者の行動分析を取り入れることによって,一層効果的にモチベーションを向上するための方略を追及できるようになる. |