発表年月日 |
2005/11/05 |
発表テーマ |
SIEMアセスメント尺度を活用した複数教員によるプログラミング入門教育の分析 |
会議名 |
国立大学情報教育センター協議会,平成17年度情報処理教育研究集会 |
開催地名 |
九州大学箱崎キャンパス |
学会区分 |
全国学会 |
発表形式 |
口頭(一般) |
発表者・共同発表者 |
土肥紳一,宮川治,今野紀子 |
概要 |
18歳人口の減少や学力低下が深刻な社会問題となる中,大学入試の多様化に伴って学生も多様化するようになった.これまで実施してきた画一的な授業形態を維持することは困難となり,多様化した学生に合った教授内容と教授方法を考え直す必要がある.東京電機大学情報環境学部では,学生のモチベーションに着目し,Java言語を対象としたプログラミングの入門教育を対象に,認知心理学に基づいた学習理論によるシステマティックな情報教育メソッド(SIEM: Systematical Information Education Method))を作り上げた.モチベーションの時系列評価を過去3年間実施した結果,どのようなプログラミング入門教育においても利用可能な,SIEMアセスメント尺度を完成した.本論文では,学生のモチベーションを客観的に測定できることを示し,その要因分析結果を授業に反映することによって,授業改善できることを示す.さらに,同一科目を複数の教員が別々のクラスで授業を行った場合について,SIEMアセスメント尺度による分析結果を述べる. |