言語種別 |
日本語 |
発行・発表の年月 |
2008/08 |
形態種別 |
学術研究論文 |
査読 |
査読あり |
標題 |
学生による「パソコン先生」ボランティア |
執筆形態 |
共著 |
掲載誌名 |
情報教育シンポジウムSSS2008論文集 |
出版社・発行元 |
情報処理学会 |
巻・号・頁 |
2008(6),221-228 |
著者・共著者 |
今野紀子,土肥紳一 |
概要 |
地域の情報リテラシーの向上・情報教育の充実を図ることを目的とした,大学生による情報教育支援ボランティア派遣事業が進められている.学生は地域の教育機関に派遣され「パソコン先生」ボランティアとしてPCを利用した教育補助,情報処理操作補助や助言業務を担っている.今回,本事業に参加した大学生を対象に学生ボランティアの視点から活動への意識や期待についての調査を実施した.その結果,学生は本事業に対して高い有意義感を持っており,この活動の経験を通して人間的に成長すること<人生勉強>に意義を見出していること,反面,自分のITに関する専門知識・技術力が十分に発揮できていない不全感が強いことがわかった.今後,派遣先とのマッチングや事前研修の徹底など,彼らが持っている専門知識・技術力を十分に発揮できるような環境づくりを図ることで,さらなる有意義感の向上が期待できることが示唆された. |