シマダ マサノブ SHIMADA Masanobu
島田 政信
所属 東京電機大学 理工学部 理工学科 建築・都市環境学系
東京電機大学大学院 理工学研究科 建築・都市環境学専攻
東京電機大学大学院 先端科学技術研究科 先端技術創成専攻
職種 教授
言語種別 日本語
研究紹介 人工衛星の合成開口レーダ(SAR)を用いて、地球環境や情報抽出精度について考えます。
1)時系列データを用いた環境変化の研究
1−1)森林減少:地球温暖化の一因として森林減少があります。時系列データから森林域を抽出し、国、州単位での統計評価を行い、精度向上の研究も行います。
1−2)都市環境変化:都市変化について研究します。
1−3)森林分類:森林はさらに自然林、二次林(アカシア、ゴム、ココナツ)、マングローブなどに分類できます。画像分類を学習し、森林分類の変化や減少状況を把握します。
2)時系列データを用いた地殻変動研究(位相を高精度に補償した解析)
SAR干渉法を基にして地球(地殻)の変化を観測し、自然災害との関連を研究します。
2−1)大規模地震検出精度:地震が発生すると地面が割れ、地盤が隆起・沈降します。代表的な地震に焦点を当てて、地殻変動を検出します。
2−2)ゆっくりした地盤沈下:地盤沈下(mm/yr)を研究します。
2−3)火山変化の研究:火山の隆起・沈降、火山灰の堆積状況を抽出します。
2−4)地すべり領域抽出:地すべり領域の抽出を行います。
3)SARを用いたその他の応用研究:
3−1)雪氷状況(北極圏、南極圏)、船舶抽出、水害域の抽出、水稲耕作地、DEM作成などを研究する。