言語種別 | 日本語 |
---|---|
研究紹介 | CO2の排出量を削減する社会を実現するために、自動車や産業機械分野ではさらなる軽量化 技術が必要とされています。そこで、軽量であるマグネシウム(Mg)合金やアルミニウム(Al)合金、または、軽金属と樹脂の接合によるクラッド材のような、軽くて低価格な材料の創成およびそれらの成形加工について研究をしてきました。
塑性加工では、冷間ロール成形やプレス加工、またマグネシウム合金の熱間鍛造について、急冷凝固を利用した鋳造では、マグネシウム合金や、Mg/Alのクラッド材の製造とそれらの成形プロセスについて研究を行っています。近年では, 冷間で成形可能なMg合金の創製や,樹脂とMg合金やAl合金の接合について、化学結合と金属の結晶制御による表面創製技術にもとづいて,線膨張係数の異なる材料どおしに対しても強固な接合が実現できるよう,革新的な接合法の研究を進めているところです。 研究を進める際には、常に製造の現場を意識しながら、学生と一緒に実験と解析の両面から、ものつくりの現場に役立つ技術の開発をめざしています。 |