言語種別 |
日本語 |
発行・発表の年月 |
2023/05 |
形態種別 |
学術研究著書 |
査読 |
査読あり |
標題 |
雪洞 「かまくら」 内の温熱・空気・紫外線環境の実測調査 |
執筆形態 |
共著 |
掲載誌名 |
人間と生活環境 |
掲載区分 |
国内 |
出版社・発行元 |
人間と生活環境 |
巻・号・頁 |
30(1),21-27 |
総ページ数 |
6 |
担当区分 |
最終著者
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著者・共著者 |
渡邊慎一, 石井智也, 石井仁, 岩井将行 |
概要 |
本研究は、雪洞「かまくら」内の温熱・空気・紫外線環境を明らかにすることを目的とする。測定は、2019年2月12日に岐阜県高山市において実施した。屋外および「かまくら」内において、気温、相対湿度、気流、長短波放射量、CO2濃度、UV Indexを測定した。測定日の昼間(9:30〜16:00)において、屋外の平均気温は2.2℃であり、「かまくら①(出入口が1ヶ所)」および「かまくら②(出入口が2ヶ所)」の平均気温はそれぞれ0.4℃および−1.1℃であった。UTCIの平均値は、屋外が20.4℃、「かまくら①」が2.2℃、「かまくら②」が1.8℃であった。「かまくら」内のCO2濃度は、炭の燃焼や人体の呼気によって上昇した。昼間の屋外におけるUV Indexの最大値は4.61であり、紫外線の強さは「中程度」と評価された。一方、「かまくら」内では最大でも0.05であり、紫外線強度は極めて小さかった。 |