研究期間 |
2009/04
~
2013/03
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研究課題 |
心移植待機患者の予後を改善するための補助循環および心筋再生併用療法の開発 |
実施形態 |
科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 |
独立行政法人日本学術振興会 |
研究種目名 |
基盤研究(B) |
科研費研究課題番号 |
21390398 |
キーワード |
心臓大血管外科学 / 心筋再生療法 / 遺伝子導入 / 重症不全心 / カチオン性合成ベクター / 遺伝子デリバリー法 / SERCA2a / 左心補助循環 / 定常流ポンプ / cross clamping法 |
代表分担区分 |
連携研究者 |
代表者 |
武輪能明 |
概要 |
心不全を作製した大動物(成ヤギ)に連続流ポンプを用いて左心補助循環を行い、同時に心筋の収縮力を増強させる作用のある遺伝子(SERCA2a)を遺伝子導入して、心機能回復効果を検討した。補助循環では、連続流の回転数を心拍に同期させて変動することで効果的に心機能を回復させ得ることがわかった。さらに遺伝子治療を追加することで心筋の収縮力を向上させ得ることが明らかになり、補助循環と心筋再生療法の併用による相乗効果で、心移植が必要な患者にも心機能の改善を期待出来る可能性が示された。 |