研究期間 | 2012/04 ~ 2015/03 |
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研究課題 | 自律的適応性を有し生体の制御系へ能動的に働きかける新しい人工心臓制御の確立 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 独立行政法人日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(B) |
科研費研究課題番号 | 24390308 |
キーワード | 人工心臓 / 駆動制御 / 生体計測 / 確率過程 / 相互引き込み |
代表分担区分 | 連携研究者 |
代表者 | 大沼健太郎 |
概要 | 本研究では、自律的適応性を有し生体の制御系へ能動的に働きかける人工心臓制御法の開発を行った。まず、確率的探索アルゴリズムを応用した自己調節的補助人工心臓制御アルゴリズムを構築し、模擬循環試験で評価した結果、生体モデルや経験に基づいた行動則を設計することなく、循環状態の変化に対して自己調節的挙動が得られた。つぎに、拍動型VADを装着した慢性動物モデルの心拍変動解析により、VADの拍動数に生体の心拍数が引き込まれることを確認した。これらの結果に基づいて生体の制御系へ能動的に介入するアルゴリズムを構築し、自律的VAD制御に統合した。 |