言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 学術研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | VR 上の指示代名詞領域による空間分節 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本インテリア学会論文報告集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本インテリア学会 |
巻・号・頁 | (32),23-29 |
総ページ数 | 7 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | ◎村松若菜,大崎淳史 |
概要 | 本研究は,VR空間の知覚再現に関する研究の一環として,VR上の指示代名詞の使い分けによってあらわれる三
次元領域の拡がり方を明らかにすることを目的とする。本研究で得られた知見は以下の通りである。 1. VR空間においても指示領域が存在することが示唆される。特に,コレ,アレで分節される領域はある一定の距離で明瞭に分節できる。 2. VR空間におけるコレ領域の形状は,卵型で発話者を包み込むような分布になる。コレ領域は最大で水平方向900㎜,高さ方向2,100㎜,ソレ領域は最大で水平方向2,700㎜,高さ方向2,400㎜まで拡がる。 3. 現実空間よりも,VR空間の方が指示物までの距離を遠く知覚することが示唆される。特に,見上げる位置の指示物にこの傾向がみられる。 |