タナカ ケイタ TANAKA Keita
田中 慶太
所属 東京電機大学 理工学部 理工学科 電子工学系
東京電機大学 理工学部 理工学科 電子・機械工学系
東京電機大学大学院 先端科学技術研究科 先端技術創成専攻
東京電機大学大学院 理工学研究科 電子工学専攻
職種 教授
研究期間 2023/04/12 ~ 2028/03/31
研究課題 人間の記号処理能力の基盤を探る-言語の形式と意味をつなぐ認知神経システムの解明
実施形態 科学研究費補助金
研究種目名 基盤研究(S)
科研費研究課題番号 23H05493
キーワード 脳認知科学 / 神経心理学・言語神経科学 / 脳機能計測・非侵襲的脳活動計測 / 脳情報読み出し(デコーディング) / 機械学習
代表分担区分 研究分担者
代表者 酒井 弘
概要 高度に発達した記号、すなわちソシュールの言う「形式と意味の恣意的な結びつき」の使用は、言語、思考、推論など人間の高次認知能力の根幹である。しかし、形式から意味へ、ないしは意味から形式への情報の変換が、脳内でいつ、どこで、どのようになされるのかはまだ十分にわかっていない。本研究では、海馬・海馬傍回および側頭葉に存在する「形式と意味の結びつきを媒介するシステム」が、神経律動の同期を制御することで両者を結びつけているという仮説のもとで、言語を学習、記憶、処理する際の神経活動を脳磁図および頭蓋内脳波によって記録し、時間分解多変量パタン解析、神経律動同期性解析など、機械学習を用いた解析を行って検証する。