タナカ ケイタ TANAKA Keita
田中 慶太
所属 東京電機大学 理工学部 理工学科 電子工学系
東京電機大学 理工学部 理工学科 電子・機械工学系
東京電機大学大学院 先端科学技術研究科 先端技術創成専攻
東京電機大学大学院 理工学研究科 電子工学専攻
職種 教授
発表年月日 2022/06/14
発表テーマ 超伝導磁気シールド及びゼロボイルオフシステム脳磁計のファントムによる精度評価
会議名 第37回日本生体磁気学会大会
主催者 日本生体磁気学会
開催地名 札幌市
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催期間 2022/06/14 ~ 2022/06/15
発表者・共同発表者 田中慶太(1),塚原彰彦(1),宮永裕樹(2),横山一博(2),山口喬(2),恒松正二(2),加藤隆典(2)
(1)東京電機大学理工学部,(2)住友重機械工業株式会社
概要 脳磁図は,脳機能計測手法として幅広い分野で使用されているが,SQUIDセンサを安定した超伝導状態に保つためには,高価で入手困難な液体ヘリウムを必要とする.また脳から発生する磁場は,非常に小さく,計測するには,透磁率の高いパーマロイを素材とした磁気シールドルームを必要である.そこで,この問題を解決すべく,超伝導磁気シールドとゼロボイルオフシステムを備えた脳磁計を開発した.ゼロボイルオフシステムの導入後に実行された検証テストとして,ゼロボイルオフシステムが動作状態において,ファントムによる信号源推定を行い,磁場分布と推定誤差で精度の評価を行った.その結果,電流源に対応する磁場分布と推定誤差1mm以内となる加算平均数を得た.この結果から本システムの実用性及び有効性と課題点が示された.