言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 学術研究報告書 |
標題 | "音響樽”を用いた遠隔アンサンブルシステムの開発-遅延の抑制が再現音場に与える影響- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本音響学会 建築音響研究会資料 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本音響学会建築音響研究会 |
著者・共著者 | ◎古庄由依、渡邉祐子、伊勢史郎 |
概要 | 我々は,没入型聴覚ディスプレイ装置”音響樽”を用いた遠隔アンサンブルシステムの実現を目指している。このシステムは複数の音響樽を接続することにより,遠隔に位置する演奏者がコンサートホール等の同じ音響空間を感じながらアンサンブル演奏を可能とするシステムである。このシステムの実現のためには逆システムの設計が必要であるが,逆システムの因果性を保つために遅延が発生する。このシステムにおけるリアルタイムでのアンサンブル演奏を実現するためには,この遅延を抑制する必要があるため,本稿では,システムにおける遅延の制御方法を提案し,それによる影響を物理解析と心理実験により検証した。 |