言語種別 |
日本語 |
発行・発表の年月 |
2024/05/01 |
形態種別 |
学術研究論文 |
査読 |
査読あり |
標題 |
キッカーごとの軸足の角度に着目したサッカーのペナルティキックのシュート方向の推定 |
執筆形態 |
共著 |
掲載誌名 |
映像情報メディア学会誌 |
掲載区分 |
国内 |
巻・号・頁 |
78(3),355-364 |
総ページ数 |
10 |
担当区分 |
筆頭著者
,
責任著者
|
著者・共著者 |
◎小玉 周平、根岸 將太、森谷 友昭、高橋 時市郎 |
概要 |
サッカーのペナルティキック(PK)は,試合の勝敗を決める上で重要なプレイである.PKを蹴るキッカーの軸足の角度とシュート方向に関する統計的な分析が報告されているが,キッカー個人ごとの分析はなされてない.本研究では,キッカーの軸足の角度とシュート方向をキッカー別に分析した.12名のキッカーがゴールの四隅を狙って5本ずつひとり20本シュートを蹴る実験を行い,計240本のPK映像を分析した.GKがキッカーの軸足の角度からシュート方向を予測することを念頭に「予測が容易なキッカー」「予測がやや可能なキッカー」「予測が困難なキッカー」の3つに分類した.分類結果を用いて,全キッカーではなくキッカー別の軸足の角度のデータを使用したほうがシュート方向予測の正答率が向上するか検証した結果,正答率が全体で14ポイント向上した. |